宝塚歌劇団の宙組に所属していたタカラジェンヌの有愛きいさんが、2023年9月30日に兵庫県宝塚市のマンションから飛び降りというショッキングな事件が起きました。
上級生から日常的に罵倒や叱責を受けていたという報道もあり、宝塚内でいじめがあったのではないかという噂が立っています。
ネット上では、「有愛きいさんのマンションの場所はどこ?」などと、現場についての情報を求める声が出ていますね。
たしかに、宝塚女優の住んでいるマンションがどこなのかは気になりますし、間取りや家賃などもどれほどのものなのか知りたいと思うでしょう。
そこで今回は、有愛きいさんのマンションの場所や間取り・家賃について調べました。
Contents
有愛きいのマンション(宝塚ザ・レジデンス)の場所はどこ?
タカラジェンヌ・有愛きいさんの飛び降りがあったマンションは、「宝塚ザ・レジデンス」だといわれています。
宝塚ザ・レジデンスは、2017年2月竣工で18階建て・総戸数176戸の大型分譲マンションです。
宝塚大劇場からは武庫川を挟んで向かい側にあり、徒歩12分で劇場まで行くことができる好立地のマンションとなっていますね。
宝塚ザ・レジデンスは警備会社と連携して24時間のセキュリティシステムを完備し、オートロックのエントランス、廊下などの共用部の防犯カメラ、駐車場にはチェーンゲートなどもあり女性が住むには快適な設備のマンションとなっています。
まだ竣工から6年ほどの築浅マンションですし、住環境としては快適な設備で素晴らしいはずです。
マンションからは武庫川が一望できますし宝塚大劇場も目の前で、タカラジェンヌにとっては宝塚ザ・レジデンスは快適な場所でしょう。
有愛きいさんが自宅マンションから飛び降りる
9月30日午前7時過ぎに、マンション住人が敷地内駐車場にある花壇の植え込みで女性が倒れているのを発見し、100番に通報しました。
駆けつけた捜査員がマンションの18階で女性の手提げかばんを発見し、所持品から倒れていたのが有愛きいさんだと判明したのです。
現役タカラジェンヌが亡くなるということで、ネット上では大きな話題となりました。
マンション最上階の大劇場が見える通路から飛び降りをしていて、同じ宝塚の劇団員にとっては衝撃的だったでしょう。
実は、事件の前から週刊誌で彼女に関する記事が報道されており、ネット上では大きな話題となっていました。
なんと彼女は、宝塚歌劇団の上級生から執拗ないじめを受けていたのです。
飛び降りる前日に有愛きいさんが母親へ送ったメッセージ
週刊文春によると、有愛きいさんが亡くなる前日の29日に、母親にメッセージを送っていたことがわかっています。
「28日夜にはマンションからの飛び降りを決めていた。精神的に崩壊している……」とのメッセージを送っていて、何かに悩んでいることを伺わせますね。
母親がこんなメッセージを受け取ったら、すぐにマンションへ駆けつけるなりすると思いますが、夜にメッセージを送ったため朝まで気づかなかったのかもしれません。
何もできなかった母親の気持ちを考えると、非常に辛いですよね。
有愛きいさんが亡くなった翌日の10月1日には、第56回「宝塚舞踊会」が予定通り開催されましたが、宝塚歌劇団は「現時点では詳細を公表しない」と彼女についてノーコメントを貫きました。
そして、翌10月2日、宙組による「PAGAD」「Sky Fantasy!」を1週間の公演中止と発表。
理由としては、「体調不良の出演者が続出し、公演が困難なため」と説明しています。
生徒が亡くなっているのに何も発表しないことに、宝塚歌劇団に対して非難の声が続出しました。
同じ時期にジャニーズ事務所が、会見での「指名NGリスト」の存在が発覚して炎上していたことから、「宝塚も隠蔽主義なのか!」と炎上してしまったのです。
有愛きいさんは宝塚でいじめを受けていた?
その後、週刊文春の取材により、有愛きいさんが宝塚内で受けていたいじめの内容が明らかになります。
記事によると、彼女は上級生の4人から毎日のように罵倒を浴びせられており、集団リンチのような目に遭っていたとか。
また、おでこにヘアアイロンを押し付けられて、額に火傷を負ってしまったようです。
彼女が劇団側に被害を伝えても、まったく取り合ってもらえなかったとか。
これが事実だとすると、立派な傷害事件ですしとんでもないことですね。
他にも、新人公演の小道具である髪飾りやアクセサリーなどを何度も執拗に作り直すように命令し、徹夜で作業させるなどの嫌がらせも行っていたようです。
公演で使う小道具は劇団員の手作りなんですね。
宝塚歌劇団などの有名劇団なら、専門のスタッフなどがいそうなものですが。
さらに、先述の火傷問題が週刊誌でスクープされると、有愛きいさんは「幹部部屋」と呼ばれる上級生用の楽屋に呼び出され、「これはいじめではないよね?違うよね?」と圧力をかけたとのこと。
それから、有愛きいさんを含めた宙組の生徒を集めて話し合いが行われ、記事の内容はデマとしてすべての責任を彼女になすりつけたのです。
加害者とされた生徒は、まるで被害者かのように号泣して、上級生から慰められたとのこと。
これにショックを受けた彼女は、過呼吸を起こして泣き崩れましたが、上級生から「なんで泣いてんのよ!」と叱責されたようです。
宝塚歌劇団は女性だけの世界ですから派閥とかもあるでしょうし、内情が表に出てこないシークレットな部分もあるので、いじめとかはありそうですよね、
ただ、亡くなってしまった人がいる以上、しっかりと原因を究明してもらいたいものです。
有愛きいのマンション(宝塚ザ・レジデンス)の間取りや家賃を調査
有愛きいさんが住んでいた「宝塚ザ・レジデンス」は、分譲マンションとなっています。
宝塚ザ・レジデンスは、ファミリー向けマンションなので、3LDK〜4LDKの間取りが多いですね。
3LDKだと、リビングダイニングキッチンは17.6畳、洋室6.6畳、和室5畳で、4LDKであれば、リビングダイニングキッチン18.7畳、洋室7.6畳、6畳、5畳が2つです。
専有面積は78.68〜93.9㎡となっており、バルコニーは13㎡もあるため住環境としては快適で余裕のある広さとなっています。
タカラジェンヌは衣装なども多いでしょうし、部屋数などは大いに越したことはありません。
劇場から近くて快適な間取りのために、宝塚ザ・レジデンスには多くのタカラジェンヌが住んでいるようです。
ちなみに、宝塚ザ・レジデンスの価格帯は、4,500〜6,500万円くらいです。
阪急電鉄今津線の宝塚南口駅まで徒歩5分の好立地なので、かなり良いマンションだと思います。
宝塚ザ・レジデンスは賃貸でも募集がありましたが、3LDKで18万円となっていました。
最上階などはもっと家賃が高いかもしれませんが、全体的な家賃の平均値は20万円弱くらいだと思われます。
周辺の家賃相場は13万円くらいなので、宝塚ザ・レジデンスは相場よりもかなり高いマンションですね。
オートロックや防犯カメラなどの設備や駅から近い立地は素晴らしく快適ですから、宝塚ザ・レジデンスの家賃が高いのも納得です。
タカラジェンヌは熱心なファンによるストーカー被害などがあるため、セキュリティ設備がしっかりとしている「宝塚ザ・レジデンス」は、快適な住環境といえます。
高い家賃を払ってでも、快適な設備を求めるのなら住む価値があるマンションです。
有愛きいのマンションは両親の所有
有愛きいさんは「宝塚ザ・レジデンス」に住んでいましたが、部屋の名義は父親のようです。
実は、有愛きいさんは双子の妹がおり、雪組の男役である一禾あおさんとのこと。
宝塚で活躍する娘たちのために、お父様は劇場の近くのマンションを購入したのでしょう。
有愛きいさんと一禾あおさんは、2人で同じ部屋に住んでいました。
宝塚ザ・レジデンスは、ファミリー向けマンションで部屋数も十分ですから、女性の2人暮らしでも安心です。
5,000万円前後のマンションをポンと購入するとは、ご両親は相当な資産家のようですね。
彼女の実家は京都の老舗漬物屋で、140年以上もの歴史があります。
本名は「井上奈美」ですから、おそらく「井上漬物店」だと思われますね。
井上漬物店は明治5年創業の老舗漬物屋で、現在で5代目になるそうです。
由緒正しい伝統のある漬物屋ですから裕福でしょうし、娘さんのためにマンションを購入できるのも納得ですね。
まとめ
以上、「有愛きいマンションの場所どこ?間取りや家賃も調査」を紹介しました。
有愛きいさんのマンションの場所は、宝塚大劇場のすぐ近くの宝塚ザ・レジデンスです。
ファミリーマンションなので3LDK〜4LDKの間取りが多く、そこで双子の妹と一緒に暮らしていました。
宝塚ザ・レジデンスは、設備が充実しているため賃貸でも家賃が高くて、裕福でないと住むことはできません。
宝塚南口駅の周辺で一番大きなマンションですから、場所がどこかわからないということはないでしょう。
彼女が亡くなってしまって寂しいですが、事件の真相が明らかになることを願います。
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